diary

記憶に残っていること、記憶に残していること

春は一瞬でながれていく。高瀬川に落とした一葉のように、手のひらから離れると穏やかな流れなのに、すぐに姿が遠のいていく。 毎日をもっと自覚的に生きていたいと思うのだが、なかなか。自分の感覚器官がとらえた事象を、頭の中でうまく処理しきれていない…

8月第1週-第5週目

あっという間に過ぎて行った8月。 自由で,充実した毎日だったので,こんな日々がもっと続いてくれたらと願ってしまった。忘れないように,私の8月を書き置く。 News Book Movie/Drama Words 読んだ論文・記事 Thinking News ・8月6日 小田急線内で男性が刃…

7月第3週-第5週目

7月第3週目-第5週目の雑記 記録 郵便受けの設置義務 ダスト・シュートと京都のホテル創世記 コロナ下のネイル 朝日新聞Podcast:宝塚 天満みちるさん 観たもの 読んでいるもの 記録 ・7月12日 東京に緊急事態宣言発令 ・7月13日 今年最初のセミの声を聴く …

6月第4週-7月第2週目

6月第4週~7月第2週目までの間に気になったニュースについて雑感を書き置く。 夫婦別姓訴訟最高裁決定 障がい児の逸失利益の算定基準/命の価値・値段 夫婦別姓訴訟最高裁決定 注目していた一連の夫婦別姓訴訟のうちの一つについて、最高裁大法廷決定が出さ…

6月第3週目

毎週メモ代わりにブログを書いていたのに、下書き保存したままだった。6月第3週目に見たもの・読んだもの・考えた事を書き置く。 杉山卓史先生「触れることの美学(前)」 RUN!BTS 140・141 読んでいるもの 杉山卓史先生「触れることの美学(前)」 京大の…

研究者が肩書のつかないただのオタクになること

最初の緊急事態宣言があけた後、久しぶりに大学にでて、資料のコピーをしていた時のことだ。 お互い顔は見知ってはいるけれど話したことのない他学部の教授が、にこにこしながら「君は何か、研究分野以外で心の熱くなるものはありますか?」と尋ねてきた。 …

6月第1週・第2週

少しまとまって、ゆっくり時間をとることができたので、ノートやクラウドに保存してあった大量のメモを整理した。 せっかくなので、残しておくことにしたメモの一部をここに書き置く。 心に残った詩 フォルテとは遠く離れてゆく友に「またね」と叫ぶくらいの…

2020 certainly existed

「1年前の今日」と、写真のアプリから通知がきて、iPhoneをひらいてみる 去年の春は、SF小説の世界に入り込んでしまったのか、というような事態の真っ最中 空白というか、すっぽりと、抜け落ちたような感じがしていたのに iPhoneの中には、その日に食べたも…

季節を箱に詰める

季節を生活に取り込めている人は,とても素敵だなと思う 寒くなったらマフラーを出したりお鍋を食べてみたり 一応は季節に「対応して」暮らしているわけだけれども, その季節季節だからこそできることを 自分から愉しみに手を伸ばしている感じがとても良い…

ドーナッツを投げる

今年の4月の始まりは雨であった。 「どんなに嵐が吹こうとも,雲の向こうはいつだって晴れ」との言葉を引用して 「いつかは晴れると信じて頑張ろうよ」と人は励ます。 そう信じて耐えるしかないことはよく理解している。 でも 違うんだ,「今」晴れて欲しい…