7月第3週-第5週目
7月第3週目-第5週目の雑記
記録
・7月12日 東京に緊急事態宣言発令
・7月13日 今年最初のセミの声を聴く もう梅雨が明けるね。
・7月17日 近畿・東海で梅雨明け。62日間も続いていたらしい。
・7月23日 東京オリンピック開会式
郵便受けの設置義務
郵便法を調べていたら,3階以上の建物には郵便受けの設置が法的義務なのだと知った。
郵便法施行規則(平成十五年総務省令第五号)
(郵便受箱を設置すべき建築物)第十条 法第四十三条の総務省令で定める建築物は、階数が三以上であり、かつ、その全部又は一部を住宅、事務所又は事業所(以下「住宅等」という。)の用に供する建築物であって、次に掲げるもの以外のものとする。一 当該建築物の出入口又はその付近に当該建築物内の住宅等にあて、又はこれらを肩書した郵便物であって特殊取扱としないものを受取人に代わって受け取ることができる当該建築物の管理者の事務所又は受付(当該事務所又は受付のある階以外の階にある住宅等にあて、又はこれらを肩書した郵便物であって特殊取扱としないものの受取を拒むものを除く。)があるもの二 住宅等の出入口の全部が、直接地上に通ずる出入口のある階及びその直上階又はその直下階のいずれか一方の階にのみあるもの (郵便受箱の規格)第十一条 法第四十三条の規定により設置する郵便受箱は、次に定めるところによるものとする。一 二以上の住宅等が共同して使用するものでないこと。ただし、同一の室を二以上の事務所又は事業所が共同して使用している場合は、この限りでない。二 容積が、長さ三十センチメートル以上、幅二十センチメートル以上、厚さ十二センチメートル以上であること。三 構造及び材質が、配達された郵便物を安全に保護するもので、かつ、郵便物の取出口に施錠することができるものであること。四 郵便物の差入口の大きさが、縦二センチメートル以上、横十六センチメートル以上のものであること。五 設置場所が、郵便物の配達に支障のない場所であること。六 世帯主の氏名、事務所若しくは事業所の名称(屋号その他の称号を含む。)又は室番号を適宜の箇所に明示したものであること。
高層建物が増えるにつれ,高層階まで配達員が登って戸別配達するのは効率が悪いからということらしい。↓こちらの国会答弁書で規定の経緯がうかがえる。
衆議院議員有島重武君提出集合郵便受箱設置に関する質問に対する答弁書
(ちなみに,この衆議院議員 有島重武氏は,小説家 有島武郎氏の甥にあたる。)
ダスト・シュートと京都のホテル創世記
上記答弁書の中に出てきた大島四丁目団地は,現役で
ダスト・シュート - Wikipediaがまだ利用されている団地らしい。外国のテレビドラマなんかに出てくるもので,日本にもあるとは知らなかった。封鎖されているだけで,古い建物には備わっていたりするらしい。
ダスト・シュートが原因で京都国際ホテルで火災があったとの記載があり,どんなものだったのか調べると,京都で初めての高層ビル火災だったが,被害は大きくならずにすんだらしい。
ホテル火災は,ホテルニュージャパンの判例を学生時代に何度も読まされていたので,少々興味があって,観光都市京都なら江戸時代から何かあったに違いないと調べてみた。
京都で老舗のホテルと言えば,ホテルオークラと都ホテルなのだが,明治時代には,「也阿弥ホテル」というホテルが三大ホテルの一つとして存在していたそうな。二度の火災で歴史に幕を閉じてしまったらしい。
↑この二つの記事は,ホテルオークラなどを経営する京都ホテルグループが同社の歴史をまとめたものなのだが,出典もしっかりしているうえ,当時の京都の観光業界のことが分かってとても面白い。
コロナ下のネイル
看護師さんのツイートだろうか、酸素飽和度が測れないから、コロナの間は、マニキュアやジェルネイルなどの装飾を指一本だけでもいいからしないでおいて欲しいとの投稿を見て、酸素飽和度は指で測ることを知った。
朝日新聞Podcast:宝塚 天満みちるさん
朝日新聞のPodcastで宝塚の名おじさん役 天満みちるさんのインタビューを聞いた。
宝塚の役者さんたちがしているメイクは、一人ずつ役柄に合わせて、色合いを変えているとのこと。(天満さんは「配合が違う」とおっしゃっていました。) おじさん役は、Topスター演ずるイケイケの若い男の役とは違う顔色になるようにしているそう。久しく宝塚の舞台を見ていないので、次の機会にはメイクの細かいこだわりにも注目してみてみたい。
観たもの
・『彼女はキレイだった』(韓国ドラマ)
・『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
感想が長くなってしまったので、8月中に別途まとめて記録しておきたい。
・覆面歌王
amebaTVで韓国のバラエティ番組「覆面歌王」のJongkoo出演回を見た。
歴代王者が、この歌い方はアイドル歌手、これはロック歌手のような気がする等々コメントしていて,歌をそういう聞き方で聴いたことがなかったから,誰か分からずに聞いてみるのも面白いなと思った。
あと,電車のアナウンスのモノマネが面白く感じるのは、日本だけではないのね。
読んでいるもの
『喜嶋先生の静かな世界』
大学院での生活が懐かしい。まだ半分も読み終えていないのだけれど、主人公の院試と、専攻は違うけれど、私自身の院試のための猛勉強の思い出が重なって、胸が熱くなった。